Vol.1
Vol.1

 こんにちは、社会保険労務士の吉浦事務所です。今回から吉浦事務所通信をお送りします。よろしくお願いします。

 昨年の9月から大府市、豊田市、岡崎市と営業活動をするべく各地を歩きまわってきた私ですが、なかなか思うようには業務が進んでいません。理由として挙げられるのは私の至らなさ、勉強不足は分かっていることなのですが率直に申し上げて休業、及び閉鎖されている事業所、工場の多さには肩を落としてしまいそうになります。

 日頃、各事業所を歩き訪ねていて私が言われることは「ウチは従業員が少ないから必要ないよ」、「自分たちでやれる」、「今の社労士と付き合いが長いから」という3パターンが主に言われることです。ですが、実は従業員さんが少ないからこそ私どもに事務処理をお任せしていただいて、本来の業務に専念していただきたいというのが私たちの思いです。今現在、社労士と契約されている会社様の場合は的確に事務処理がされているか、就業規則は時代に則したものになっているか、事業所の実態に合わないものになっていないか、またそれがきちんと活かされているかなど、今更聞きづらいこと、分からないことがあるかと思います。これらの問題に対してご相談に応えられるよう私自身日々努力を重ねていかなければならないという気持ちをより一層強く持ちました。

1月から私は安城市をまわっていきます。もしよろしければどんな些細なことでも結構ですのでご相談させて下さい。何か少しでも皆様のお役に立ちたいということが私たちの願いです。どうかよろしくお願いします!


 ※今月のコラム

 今回は私が参加している愛知中小企業家同友会(以後同友会)について述べてみたいと思います。私が所属している同友会刈谷地区では毎月一回代表者(グループ)が発表し、その内容を各々のグループにて討論し、それをまた発表するという勉強会を催しています。

先月のテーマは中小企業憲章、中小企業の在り方についての発表でしたが代表グループが言われていた内容としては大企業と中小企業との待遇の大きすぎる差異、欧米と日本の中小企業の業務効率の差異が主として挙げられていました。この大きすぎる差異を埋めるべく掲げるものが「中小企業憲章」であるという内容でした。

特に強く私にとって印象に残ったのは欧米では中小企業が大企業と対等であり、共存共栄し合っているという点です。ここでも語られていましたが日本の中小企業は不景気で就職難であるにも関わらず若者が集まらず、不安定な状態に晒されています。この大企業>中小企業という図式の改善を図らなければ日本の産業に未来はないと締めくくられていました。

同じグループの方がおっしゃっていましたが今の若者は安定を求めるあまり過剰に守りに入りがちであり、その理由は安定を求めすぎてチャレンジ精神を削ぐような教育にもあるとおっしゃっていました。また世界規模では大企業も苦戦を強いられている中、中小企業も世界に打って出なければ将来がないとも…。

現段階の日本の在り様ではいずれも非常に難題であることは間違いないでしょうが、きっと大企業だけでなく私たち中小企業にしか出来ない役割があるはずです。それを日々探して行きたいと思っています。

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